日本歯科大学新潟病院医科病院

障害児・者歯科センター

障害児・者歯科センターについて

図1:視覚支援用カード(絵)
患者さんによっては写真で用意しています。

【視覚支援用カード(絵)】

当センターでは障害を持たれているため、歯科治療やお口の管理が困難な患者さんを対象に診療や定期検査を行っております。特に発達障害(自閉症、アスペルガー症候群など)を持った患者さんへの対応には力を入れており、発達障害の方がお持ちの困り感に合わせ、視覚優位の患者さんには視覚支援(図1)、先の見通しがつき難い患者さんにはスケジュールの提示(図2)周囲の環境に惑わされやすい患者さんには個室を用意するなどを行っております。一般歯科での診療が困難で治療が進まない、歯科医院を怖がって受診したがらないという発達障害のお子様をお持ちの方は是非、当センターにご相談下さい。

【スケジュール化の1例】

図2:スケジュール化の1例

対象疾患

発達障害、肢体不自由、精神疾患などを有する方の歯科治療全般
※障害の程度によっては行えない治療もあります。

治療内容

  1. 治療が上手に受けられない患者さんへの対応
    トレーニング(上手に治療が受けられるように練習)
    鎮静法(気持ちがリラックスする薬を嗅いだり、血管に注入したりする方法)
    全身麻酔
    ※緊急で処置が必要と判断された場合、保護者の方と相談の上、已むをえず網やベルトで身体抑制を行い治療する場合があります。
  2. 摂食嚥下(せっしょくえんげ)リハビリテーション
    知的障害を有するために誤った食べ方を覚えてしまった患者さんに対して、摂食嚥下リハビリテーションを行っております。
    ※後遺障害による摂食嚥下リハビリテーションは口腔ケアセンターで行っております。

治療費

原則として保険診療
※フッ素塗布や矯正など一部自費になる場合もありますが、事前に説明致します。

その他

当センターではご希望に応じて3~4か月の間隔で定期診査を行っております。新たなお口の問題はないか、治療した歯に問題はないかを見ていくのはもちろんのこと、機械を使用して歯を磨いたり、フッ素を塗ったりなどの予防処置も行っております。また、患者さん本人や保護者の方に対して歯磨き指導を行っております。