
ホーム新潟病院|医科病院ホーム医科病院トップ病院長あいさつ
日本歯科大学医科病院長挨拶
日本歯科大学医科病院は1981年6月、全国で始めて歯学部と同じキャンパス内に新潟病院(歯科)とは完全に独立した病院として開院しました。
診療科は内科、外科、耳鼻咽喉科の3科であり、病床数は50床です。開院当初は歯科大学の医科病院、すなわち歯科治療を行っている患者さんのための病院というイメージが強く、一般の医科病院としての認知度が低かったようですが、最近では、県内外を問わず大勢の人たちに理解され、患者さんも多く受診しております。
各診療科における専門領域は、内科は消化器疾患、肝・胆・膵疾患であり、中でも上部・下部消化管の内視鏡検査、食道静脈瘤に対する内視鏡的静脈瘤結紮術、粘膜内に限局する胃癌や大腸がんに対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)・内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、胃や大腸のポリープに対するポリープ切除術、B型・C型慢性肝炎に対する抗ウイルス薬治療やインターフェロン治療、肝細胞癌や胆道系悪性腫瘍に対する腹部超音波検査、腹部CT検査、腹部MR検査、腹部血管造影検査、ラジオ波焼却療法など、最先端の治療を積極的に行っています。さらに1987年からは消化器系悪性腫瘍に対する集学的治療法の一環としてラジオ波(Radiofrequency;RF波)による温熱療法を行っており、2006年には経鼻内視鏡も導入しておりますが、従来の内視鏡よりかなり細く苦痛も少ないことから、はじめて内視鏡検査を受ける患者さんからの希望も多く好評です。
外科では胃癌、大腸癌の手術療法や化学療法の他に、腹腔鏡下胆嚢切除術(ラパコレ)や肝細胞癌に対する肝切除術を行っており、最近では大腸癌に対する腹腔鏡下大腸切除術も積極的に行っています。入院期間が短く、かつ術後合併症も少ないため早期に社会復帰が可能で医療費の節約にも繋がっています。また手術瘢痕も小さく患者さんからも感謝されています。
耳鼻咽喉科はめまい、難聴に対する検査や治療、頭頸部や副鼻腔疾患、扁桃腺摘出術などを中心に診療を行っており、聴力検査や平衡機能の検査では専門資格を持つ臨床検査技師2名が常時検査に携わっています。最近では、「いびきセンター」と協力し、内科とともに睡眠時無呼吸症候群患者の経過観察・指導も行っています。
医師数は内科5名、外科3名、耳鼻咽喉科が2名で、全員が新潟大学医学部の関連教室からの赴任または派遣医師です。各診療科の医師はそれぞれの分野で専門医の資格を取得し、その結果は日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本外科学会認定の指導施設として評価され、高度な専門的医療を提供できる病院として貢献しています。
今後は、地域住民や多くの患者さんのニーズに十分応えられるような、専門的かつ高度な医療が提供できる体制を確立し、病診連携をさらに発展・充実させながら地域医療密着型の医療を目指していきたいと考えています。
日本歯科大学医科病院 病院長五十嵐文雄