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新潟県中越沖地震 歯科医療支援活動

新潟県中越沖地震 歯科医療支援活動(第1報)

平成19年7月16日午前10時13分に新潟県中越沖を震源地に発生し、柏崎市を中心に震度6強を記録した「新潟県中越沖地震」に対し、本学は同日午後に、その被害の甚大さを鑑み、関本恒夫病院長を本部長とする、日本歯科大学新潟病院 歯科医療支援対策本部を設置し、現地の情報収集を行いました。被災地では避難者が1万人近くに及び、倒壊家屋が多く、ライフラインとりわけ水とガスが壊滅的な事から、避難が長期化することが予測されました。

翌17日午後に、本学支援チームは、新潟県歯科医師会と合同で柏崎市に入り、現地の歯科医療機関の被害状況を調査したところ、歯科医療救護所の必要性が明らかとなり、柏崎市歯科医師会ならびに柏崎市市役所の要請で、新潟県歯科医師会、本学、新潟大学が連携して歯科医療救護活動を行うことが決定されました。

7月19日に本学支援チームは、被災地支援先遣隊として、柏崎市健康管理センター内の休日歯科センターに歯科医療救護所を設置しました。元々ある歯科用ユニット1台に簡易ユニット2台を併設し、応急処置を中心とした診療を行ったところ、初日の受診者は37名で、痛みや腫れといった急性の炎症症状や、震災による外傷として歯の破折などの患者さんが救護所を訪れ応急処置を受けられました。また避難所である小学校を視察したところ、高齢者が義歯の洗浄を行う事なく避難生活を行っていることから、避難所に対する口腔ケアの啓蒙活動と、巡回口腔ケアを強化することとなりました。巡回口腔ケアでは、高齢者や幼児、学童に対する口腔ケアと歯みがき指導を行い、支援物資である歯ブラシや洗口液の配布を行いました。

23日には、ライフラインの回復により、柏崎市内の歯科医院の約半数以上が再開したことより、同日にて歯科医療救護所における応急歯科診療を終了し、以後、避難所における口腔ケアを継続的に行っていくことになりました。

本学歯科医療支援対策本部では、中越地震における支援経験をもとに、今後さらに中長期的な被災地の歯科医療、歯科保健の支援活動を検討しています。

新潟県中越沖地震 支援活動写真
新潟県中越沖地震 支援活動写真
新潟県中越沖地震 支援活動写真
新潟県中越沖地震 支援活動写真